朝起きたら首が痛い!寝違えの原因と改善方法とは?
1. はじめに
朝起きたら首や肩が痛くて動かせない…そんな「寝違え」の経験はありませんか?
多くの方が一度は経験したことがある寝違え。実は、ちょっとした習慣や姿勢が原因で起こることがあります。
この記事では、寝違えの原因や症状、改善方法について分かりやすく解説します。
2. 症状の名前と病態
「寝違え」は、医学的には頸部の急性筋筋膜性損傷や筋膜炎に分類されます。
これは、睡眠中の不自然な姿勢や負担によって、首や肩周辺の筋肉や筋膜が損傷し、炎症を引き起こす状態を指します。
3. 原因
寝違えは、以下のような原因によって引き起こされることが多いです:
- 不自然な寝姿勢:枕の高さや硬さが合わないことで、首に負担がかかる。
- 筋肉の疲労や緊張:前日までの疲労が溜まっていると発症しやすい。
- 冷え:エアコンや寒さによる血流の低下で筋肉が硬直する。
- 運動不足:筋肉が柔軟性を欠き、負荷に弱くなる。
4. 主な症状
寝違えにより現れる症状は以下の通りです:
- 首の痛み:特に動かしたときに鋭い痛みが出る。
- 可動域の制限:首を左右や上下に動かすのが困難になる。
- 肩や背中への違和感:痛みが肩や背中にまで広がることがある。
5. 施術方法
当院で行う寝違えの施術方法は以下の通りです:
1.アイシングまたは温熱療法
・痛みが強い場合は炎症を抑えるために冷やします。慢性的なものには温めて血流を改善。
2.筋肉の緩和施術
・周囲の筋肉を丁寧にほぐして、硬直を解消。
3.特殊な物理療法器で施術
・痛みの強い場合はハイボルテージで痛みの軽減に特化した電気療法で、
筋肉の緊張が強い場合はスーパーライザーで筋緊張の緩和を目的に施術します。
4.関節の調整
・関節を正しい位置に調整し、無理のない範囲で関節や筋肉の動きを正常化します。
5.姿勢指導
・再発防止のため、正しい寝姿勢や枕選びを指導します。
6. 予防策・セルフケア
寝違えを予防するために、以下のポイントを心がけましょう:
- 適切な枕を選ぶ
- 高すぎず低すぎない、自分の体型に合った枕を使う。
- 寝る前のストレッチ
- 首や肩を軽く動かして筋肉をリラックスさせる。
- エアコンの温度設定
- 寝室の温度が低すぎないように調整する。
- 血流を促す工夫
- お風呂で体を温めたり、寝る前に軽いマッサージをする。
7. まとめ
寝違えは、誰にでも起こり得る症状ですが、適切なケアを行うことで早期改善が期待できます。
日々の生活習慣を見直し、予防策を取り入れることも大切です。当院では、一人ひとりの症状に合わせた施術を行っていますので、
「寝違えかな?」と思ったらぜひお気軽にご相談ください。
8. お問い合わせ情報
となり整骨院
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